さくらと梅干し

さくらの塩漬けは、梅酢と塩でつくります。そのことは、ブログでご紹介いたしました。

今夏、試みとして梅干しをつくるときに、さくらの塩漬けを加えて、サクラの香りのがする梅干しを作りました。

土用の丑の日に梅干しは乾しますが、今夏 私の住む地域ではからっと晴れる日がありませんでした。そのため天気の良い日を選んで、4日間乾してつけました。

梅干しと共に乾した桜は、粉にしてふりかけになります。ちょっと酸味のある桜花のふりかけは、花びらをイメージできる逸品です。シラスなどを加えて、大根おろしと食べてもおいしいです。

梅干し作りは、初夏の定例のですが、今夏は好奇心倍増の梅干し作りでした。

梅干しを干す際は、竹の平らな籠で干します。この大きな籠の編み方も、日本的です。梅干しを漬けるようになって以来、日本の風土と食の見直しをしています。

昼間はお陽様を浴びさせ、夜はこの籠をしまいます。この籠を家の中に入れると、桜の香りが部屋中に香ります。乾しても香りは、桜のままです。

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