さくらの花を食す
サクラを食べるのは、どんな時でしょうか? 一般的には、桜花塩漬けのお湯を飲むことくらいで、塩漬けの活用法が普及しないのは残念です。
食用のサクラは、品種では普賢象や関山をもちいます。これらの花は4月中旬に咲いておりますが、それが美味しいと気付いて花を愛でる人は少ないでしょう。
たとえば東京都千代田区では、気象庁のビルを背景にお堀の傍で見事は花を咲かせてるのが、普賢象です。この花は建設省の管轄の花で、むやみに採ることはできませんが、この花の10分の一あれば、桜花ジャムの1000個ができるでしょう。
私は自分で食用サクラを入手し、それを加工しています。まず、自分用と商品「比都美のさくらコンフィチュール」¥800の生産用と2つの目的のためです。
サクラの採取は、食用に栽培は、神奈川県の秦野市がその産地として、もっとも有名です。産地へ出向き、自分で摘んで、それを買ってきました。
サクラの栽培されている「頭高山」です。ハイキング客が沢山きます。
自家用に摘んだ花を煮て、冷凍保存や加工をします。
写真は煮た花びらです。
それを更に加工して、さくら甘煮ソースとジャムを作りました。 小瓶がジャムで、その甘さは糖度54度です。これらは自家用ですから、販売している商品とは異なります。
自分用に瓶で保存をしておけば、気楽に料理を楽しめます。
縦長の瓶には、さくら甘煮ソースが入っています。さくら甘煮ソースは、桜花を丸ごと煮たものです。さくらリキュールとレモンを聞かせており、糖度計ではかれない程、控えめな甘さです。
このさくら甘煮ソースは、寒天を使ってゼリーを作る時に便利です。定番ですが、さくらゼリーをふるまう予定です。今年の花は、摘み取りが早かったせいか綺麗に仕上がりました。
もっと暑くなったら、さくらドレッシングをつくります。大根や玉ねぎのサラダに使うと綺麗に仕上がります。
毎年 花見の終わった後まで、サクラを求めて活動しています。桜コーディネータの一番幸せな季節です。
次回をお楽しみに。