さくらの縁 おししいお話 1

桜は散ってからがおもしろいのは、桜のでいろいろな遊びができるからです。開花時は、花の様子が気になって、遊ぶ余裕はありませんから。

この夏 料理&テーブルコーディネートを教えていただいているピノ先生が、本を出版。『おいしいから、何度でも』ソフトバンク クリエイティブ[株)出版 ¥1,500

ピノ先生が撮影した料理とそのレシピ入りエッセイ本です。

本のタイトルの通り、この中の料理は全て美味しいのです。中でも、毎年この季節に必ず作る夏野菜のピクルスをお勧めします。

ピノ先生のお稽古帰りに、お仲間のお庭経由で帰宅しました。そこでいただいたトマト、ゴーヤ、キュウリを漬けました。

漬かる時間は野菜ごとにことなるので、保存瓶に入れる時には、時間のかかるものを先に、直ぐ漬かるものを最後に入れると、取り出すときに便利です。

食べごろの目安は、キュウリは2,3日で食べられますが、トマトは1週間、玉ねぎは3週間目以降がおいしいと思います。

今春の桜の縁からが、桜花の生産者 栗原氏よりできたて桜花の塩漬けが届きました。

栗原氏の漬けた桜花の塩漬けには、市場に出回っている桜花よりはるかに塩辛くないのです。その上、桜花からは大変良い香りが出て、市販されている桜花漬けと違います。

桜花の生産地を取材して、桜花の漬け方や漬けた桜花そのものが、本に書いてあることとずいぶん違うと感じました。

ピノ先生の本は、日頃のお稽古内容が濃縮されており、先生のライフスタイルが伝わります。だから、誰もが気楽に楽しめる料理でいっぱいです。

今夏は、ピノ先生直伝のピクルス液の中に、桜の縁、桜花生産者栗原さんの桜花も入れました。そもそも桜花の塩漬けというのは、梅酢で3か月漬け込んだものです。今回 ピノ先生のピクルス液に再度漬けると、濃紅色の桜花が、鮮やかな桃色にかわりました。 味も梅酢の味がぬけて、他の料理に使いやすいように思います。

桜花のピクルスは、キュウリのピクルスと一緒に、白ワインでいただきます。

細かく刻んで、ポテトサラダに入れると彩が綺麗になります。通年 桜花の食べ方を研究しています。

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