さくらは散ってからがおもしろい理由3 「さくら葉の生まれを訪ねて」

さくら餅の葉は、静岡県松崎町で栽培されています。その町を訪ねてみました。

そこへは東京から新幹線で三島へ、その先は車で移動しました。とても美しい風景の山間部を走って2時間半、やっと目的のさくら葉農場へ到着しました。

さくらの葉は、種をまいて栽培します。5月から8月まで葉は、一枚づつ手摘みで採取されます。

それから50枚を束にして、大きなたるに漬けられます。

何気なく食べていたさくらの葉ですが、この青い葉が飴いろの塩漬けになるまで半年以上かかるそうです。50枚ごとの束を作り、その束を大きな樽に入れ、半年間漬けこみます。

近頃さくらの葉が急速に利用されるようになって、大変多くの需要があるそうです。しかし、さくらの葉を栽培する人は減っているということでした。新聞などでは、さくらの葉を漬け込んでいる写真は、この大きな樽の写真です。

春になると大島桜は、白い花を咲かせる桜です。原産は伊豆大島と言われています。

今春 大島へ桜を見に行きました。島全体が白い大島さくらに覆われており、とても素晴らしいものでした。

春は大島全体が、大島桜の花で白くなる季節です。

さくら餅のさくら葉は、この島の種から誕生しているそうです。

さくら葉と豚を煮てみました。桜の香りがする煮豚のできあがりです。

夏のさくらを楽しむには、どんどんスタミナ料理に生かしたいと思っています。

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